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【ネタバレあり】映画「天気の子」を観た感想レビュー:どうしても「君の名は。」と比較してしまう。

天気の子 ネタバレ 感想 レビュー

のりをです。

「天気の子」を観てきました。

前作の「君の名は。」が大ヒットしたこともあり、かなり注目度の高い作品だと思います。

公開2日目の夜に観に行ったのですが、やはり人が多かったです。

観た率直な感想としては、なんかジブリっぽい要素入ったなって思いました!

 

「天気の子」のあらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

引用:映画『天気の子』公式サイト

離島から家出して東京にやってきた少年と、不思議な能力のある少女ってところでなんかもうジブリ感がありますね。

以下、ネタバレ感想になります。

 

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須賀圭介に一番感情移入してしまう

主人公に感情移入ができない

映画を観ていて、主人公とヒロインに感情移入するのが難しいなと感じました。

その理由としては、

  • 主人公の帆高がなぜ、家出して東京に出てきたのか詳しくわからない
  • ヒロインの陽菜に関しても、なぜ、弟と二人暮らしなのかよくわからない
  • 一番背景が語られたキャラクターは須賀圭介でそこに感情移入してしまう
のりを
のりを
シンプルにワイがおじさんだからっていうのもあると思うんだけどね

帆高がなぜ家出したのかはよくわからないままストーリーは進むし、ヒロインも15歳で小学生の弟と二人暮らしでどうやって生活が成り立っているのか全然わかんないんですよね。

陽菜の母親は亡くなったことはわかるのですが、父親の話などは一切出てこずで、メイン二人の背景がまぁまぁ謎のまま話は進んでいきます。

その点、小栗旬さんが声優を務める須賀圭介は、はじめは帆高にビールをせびる変なおじさんで小さな編集プロダクションを営む人くらいの情報量だったのが、ストーリーが進むにつれて、

  • 実は夏美とは叔父と姪の関係
  • 実は既婚者で妻とは死別している
  • 最愛の娘とは一緒に暮らせてない

なんて情報が小出しに出てくるので、意図的に圭介に感情移入させようとしているのかなと感じるくらい背景が出てきます。

のりを
のりを
3年後の世界でも人間の中で一番変化があったよね。(登場人物すべての中で一番変わったのはたぶん猫)

まぁ観る人の年齢によっても変わるものなのかもしれないですが、メインの二人より、大人の圭介に感情移入してしまいました。

背景のあるなしで「大人」と「子供」を対比している?

このメイン二人の背景があまり描かれていないのは、もしかしたらあえてそうしている可能性もあるのかなと思います。

この映画の中で帆高と圭介は「似ている」と夏美から言われています。

似ている「子供」と「大人」で対比しているのかなと思ったのです。

帆高はどちらかというと後先を考えずに、いわゆる衝動で行動しています。

反対に圭介は先のことを考えて、行動している部分があります。(帆高に実家へ帰るように説得したり、警察に事情を話そうと説得したり)

理由とかではなく、衝動で行動する「子供」にはバックボーンをあまり語らず、行動の理由がそのバックボーンにある「大人」を対比しているのかなぁと思いました。

はじめは圭介に「少年」と呼ばれていた帆高も3年後では「青年」と呼ばれていたのも、自分の行動に対して考え始めた帆高が、少し行動するのに理由を求める「大人」になっている証拠のように感じました。

 

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展開はなんとなく読めてしまう

「君の名は。」の場合は場所だけじゃなくて時間軸が違う二人が入れ替わっていて、さらにヒロインはもうこの世にいないっていう「え?これどうやって二人は会うの?」って思ってしまうくらいに先の展開が読めませんでした。

今回の「天気の子」は比べるとどうしても終盤は展開が読めてしまいます。

もちろんはじめから展開が読めるわけではないのですが、陽菜が能力を使うと体が透明になっていくとわかった時点でなんとなーく読めてしまいます。

陽菜が消えて、ジブリ世界のようなお空の上に行ってしまうのですが、

のりを
のりを
あ、これは神社行って解決やな

と、なってしまいました。

あと、どうしても「君の名は。」と比べてしまうんですよね。

先ほども書いたように「君の名は。」は最後まで展開が読めなくて、二人がどうなってしまうのかハラハラするのですが、そういったハラハラ感は「君の名は。」に比べてあまり感じない作品だったと思います。

そもそも比べる必要なんてないんですけども、「君の名は。」の次の作品ということもあり、そういった観方をされる方も多いと思います。

のりを
のりを
「君の名は。」の登場人物も出てくるしね

 

まとめ

  • ジブリ感がある
  • メインの二人より須賀圭介に感情移入してしまう
  • どうしても「君の名は。」と比較してしまう

映像は相変わらず雨の表現であったり、光の表現が綺麗でしたし、作中に「君の名は。」の登場人物が出てくるのも面白いなと感じました。

あとは僕が年をとったからか、帆高の行動がキラキラしているようにも感じました。こういう時期が自分にもあったのかなーって考えながら微笑ましく観れました。

年代によって感じ方が変わるのも映画の醍醐味ですからまた数年したらどう感じるのか、誰に感情移入するのか確かめたい作品ですね。

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