仕事の出張や、小旅行で一泊する時、家にいる猫のお世話はどうすればいいのだろう?
そう、お考えの方に向けてこの記事は書いています。
結論から言うと健康な成猫であれば、一泊二日の場合、家でお留守番をしてもらうことは可能です。
今回は猫にお留守番してもらう時に準備したいもの、気をつけたいこと、お留守番に便利なグッズを紹介します。
一泊なら家でお留守番でも大丈夫
健康な成猫なら一泊程度であれば家でお留守番をしてもらっても大丈夫です。
猫は「家につく」と言われるように環境が変化することを嫌います。
二泊以上するのであれば、知人やキャットシッターにお願いしたり、ペットホテルに預けることも考える必要がありますが、一泊であれば、お留守番してもらう方が見慣れない人が来たり、家以外の場所で過ごすよりストレスを感じないでしょう。
目が離せない仔猫や病気の猫の場合は、猫だけで留守番してもらうのは極力避けましょう。知人やシッターさんに来てもらうかペットホテルを検討してください。
一泊二日のお留守番に必要な準備
一泊といえども猫にお留守番をさせるのですからいつもとは違う準備が必要です。
留守番中の猫が快適に過ごせるように準備をしましょう。
①フードの準備
フードは家を出る日の分と帰ってくる日の分の二日分用意しましょう。
可能であれば二日分を2つ以上の容器に小分けで入れて、適度に離れた場所に置いてください。
また、ウェットフードは傷みやすいので、ドライフードにしてください。
フードを出しっぱなしにすることに抵抗がある方は、自動給餌器を用意するのもいいと思います。
その場合は電源が切れて給餌が止まるなんてことがないように気をつけましょう。
フードが残ることもあると思いますが、その時はどれだけ残ったのかを計って、必要なら新鮮なフードを用意してあげましょう。
②水の準備
水は猫がこぼしてしまう可能性があります。
一つしか用意していないと、水がない状態になる可能性もあるので、最低でも2〜3カ所は設置しましょう。
容量の大きい自動給水機なら一台でもいいのでは?と思うかもしれませんが、電源が必要な循環式の場合、停電などの可能性も考慮してもう1カ所、電源が必要ない物を用意した方が安全です。
③トイレの準備
一泊する場合は、トイレは猫1匹につき、最低でも2つは用意したいところです。
猫は綺麗好きでトイレが汚いと使いません。
トイレを我慢させてしまって病気になることを考えると、追加で購入することを考えても良いと思います。
お留守番中に気をつけたいポイント
ご飯とお水とトイレの準備ができたらはいOK!と、いきたいところですが、お留守番中の家の環境について気をつけたいポイントがあります。
特に初めてのお留守番をする猫の場合、ストレスからいつもと違った挙動をする可能性もありますので、念入りにチェックしましょう。
窓を閉める
脱走防止のためにしっかり閉めて鍵をかけましょう。
部屋のドアは開けておく
猫が快適な空間に移動できるように、家の中のドアは開けておきましょう。
お風呂の水は抜いておく
湯船に水を張ったまま、猫が浴室に入れるようにしていると転落事故が起きる可能性があります。
電話、インターフォンの音は消す。
猫は音に敏感で飼い主がいる家でもインターフォンが鳴ると個体差はありますが、隠れようとします。
音が鳴らないように消すか、ボリュームを下げておいてください。
コンセントを抜いておく
普段はコンセントのコードをかじらない子でも、お留守番中は猫にとって帰ってくるべき人が帰ってこない異常事態です。
普段とは違う行動を起こす可能性もあるので、コンセントは抜いて安全な状態にしておきましょう。
誤飲の恐れのあるものは片付ける
これは1日家を空ける時に限りませんが、誤飲の恐れのある食べ物、薬、アクセサリーなどの小物やおもちゃは片付けておきましょう。
夏場はエアコンで温度調節、冬場は布団や毛布を用意
30℃以上になる真夏は猫にとって過酷です。
エアコンで温度調節しましょう。エアコンの温度は28℃が目安です。
また、猫がリモコンを触って消してしまわないように、リモコンは猫が届かない場所に置いておきましょう。
冬場はいつも暖を取っている寝床などをそのまま使ってもらいましょう。
こたつやストーブを点けたまま出かけるのは危険なのでやめましょう。
テレビや電気は防犯対策を考えて
猫のことを考えればテレビも電気も消して出かけて問題ないのですが、空き巣対策も同時に考えないといけません。
なので電気はつけておいたり、テレビはタイマーで消えるようにするなど、工夫してください。
SNSで予定をつぶやいたり、普段から家のまわりが写っている画像をアップしていると、住んでいる地域が特定されやすいです。気をつけましょう。
準備はOKだけど飼い主は心配でたまらない
猫は一泊ならお留守番ができるとお伝えしてきましたが、逆に飼い主さんは一泊でも猫のことが気になって仕方ないという方が多いみたいです。
「ちゃんとご飯を食べているのだろうか?」
「寂しがっていないか?」
「危険なことをしていないか?」
なんて、考えて眠れなくなる人もいるみたいです。
そんな方にはカメラ付きの自動給餌器「カリカリマシーンSP」をおすすめします。
【公式HP】猫ちゃんに、みまもりカメラ付きスマホ遠隔給餌器「カリカリマシーンSP」
カリカリマシーンSPは
- 自動給餌だけでなく、外出先からでもスマホで手動給餌もできる
- みまもりカメラで外出先から愛猫の様子を見たり声をかけられる
- 楽天・amazonで売り上げ1位をとったこともある人気商品
となります。
フードタンクも1500g〜1800gほどフードが入り、1日4回、10g単位で自動給餌できます。
みまもりカメラで声をかけてあげて安心している猫を確認できれば、飼い主さんも旅先で心配せずに仕事や旅行に専念できます。
停電などで電源が切れても、災害時用の停電電池を入れておけば稼働し続けます。
自動給餌器は普段から使用していると猫も慣れて、旅行時に大変便利ですし、日常的に使用することでも毎日決まった時間にご飯が食べられるので猫にとっても健康的です。
まずは公式サイトで機能を確認して、検討してください。
【公式HP】猫ちゃんに、みまもりカメラ付きスマホ遠隔給餌器「カリカリマシーンSP」
まとめ:猫だけでなく人も安心できるお留守番に
- 猫は一泊二日であれば家を空けてもお留守番ができる
- 事前の準備は入念にしよう
- 便利なアイテムで飼い主側の不安も和らげよう
猫のお留守番は、猫を飼う家庭にとっては一大事です。
どれだけ準備をしても、心配するでしょうし、相手は猫だから帰ってきた時に、家がどんな状態になっているのかわからないものです。
それでも帰ったらまず、無事にお留守番ができたことを労ってあげてください。
24時間以上、猫と触れ合えなかったあなたもきっと癒されます。
猫も人もなるべく安心できるようにお留守番の準備をしてくださいね。