「サビ猫」でグーグル検索をすると、関連キーワードに「サビ猫 不人気」って出てくるのはご存知ですか?
僕自身はサビ猫が不人気だと言われてもピンとこないのですが、実際にサビ柄の猫さまは里親が見つかりにくいことが多いみたいです。
ただ、今でこそサビ猫さまのしもべをやっている僕ですが、サビ猫さまに出会う前はサビ柄の存在を知りませんでした。
なので、初めてわが家の愛猫さまを見た時は「こんな柄の猫さまがいるんや!」と衝撃を受けました。
僕と同じように衝撃を受ける人はいるみたいで、「発言小町」にもサビ柄を知らないけど、その模様が気になって仕方なくなった男性のトピックがあります。
2010年の記事なのですが、心温まる展開ですのでよかったら読んでみてください。
引用:発言小町
そこで僕はふと疑問に思ったのです。
不人気?というか、そもそも「サビ柄」が、愛猫に出会う前の僕や、発言小町のトピ主のように知られていないのではないだろうか?
認知度が低いから、結果的に不人気になっているのではないかなと。。。
そこで、サビ猫、サビ柄がどれくらい世に知られているのかを調べてみました。
ツイッターでサビ猫を知ってるか聞いてみた
さて、サビ猫がどれくらい世の中に認知されているのかを調べるのに、まずはツイッターのアンケート機能を使って調べることにしました。
質問内容は「サビ柄の猫」を知っているかどうか。
対象は猫を飼われていない方。
ツイッターでは誰でも投票できるので、正直、猫を飼われている方も投票されているかもしれませんが、質問には「猫を飼われていない方で」と書いておきました。
結果は以下の通り。
【拡散希望】
猫を飼われてない方に聞きたいのですが「サビ猫」といわれる柄の猫をご存知ですか?サビ猫ってどれくらい認知されてるんだろう?
— のりを (@wonori69) 2019年3月9日
みんなめっちゃサビ猫のこと知ってる。。。
- 知らない……17%
- 知ってる……52%
- 結果を見たい猫しもべ用……31%
おそらく結果を見たい猫しもべ用に投票された方は「サビ猫」の存在を知ってると思います。
なので「知ってる」と「結果を見たい猫しもべ用」を合わせて80%以上の人がサビ猫の存在を知っていることになります。
ただ、僕のツイッターアカウントでの投票のため、フォロワーさまに猫好きの方が多いからこういった結果になったのではないか?という予測が立ちます。
この結果だけでサビ猫は認知されていると、考えるのはまだ早いような気がしました。
しかし、個人的な感想を言うと、この結果はめちゃくちゃ嬉しかったです。
ツイッターではサビ猫を知っている人は多い(少なくとも僕のフォロワーさまのまわりでは)
クラウドソーシングでアンケートを取ってみた
ツイッターのアンケート機能でサビ猫の存在を知っているのかどうかを聞いてみましたが、フォロワーさまの属性が猫に関心のある方々ばかりだから、少し結果が偏ってるかもしれないと思ったので、クラウドソーシングを使ってアンケートを取ってみました。
また、ツイッターで行った質問ではサビ猫がどれくらい認知されているかはわかりますが、人気があるのかないのかはわからなかったので質問内容も追加しました。
クラウドソーシングで行ったアンケートの質問は以下の通り。
- 猫が好きですか?
- 猫をイメージする時、どんな柄(模様)の猫を思い浮かべますか?
- 猫を飼うならどんな柄(模様)の猫を飼いたいですか?
- 飼いたい猫の柄の理由を教えてください。
- サビ猫を知っていますか?
それぞれの質問をした理由理由ですが、①は聞いてみたかっただけ。
②はツイッターの結果を受けて、「サビ猫」と聞くと知っている人はいるかもしれないけど、「猫」と聞いて一番に「サビ猫」をイメージする人は、どれくらいいるのかを知りたかったからです。
③はサビ猫を飼いたいと思っている人がどれくらいいるのかを探るためです。
④は③で選んだことの理由が気になったのと、アンケートに少し負荷をかけてしっかりした回答を得るために設問しました。
⑤に関してはツイッターと同じ質問になります。
アンケートは、①〜④と、⑤のみに分けて、それぞれ100人に聞いてみました。
アンケートの結果
アンケートの結果は下記のようになりました。
①猫は好きですか?
- 好き……84%
- 嫌い……2%
- どちらでもない……14%
②猫をイメージする時、どんな柄(模様)の猫を思い浮かべますか?
③猫を飼うならどんな柄(模様)の猫を飼いたいですか?
- その他
④飼いたい猫の柄の理由を教えてください。
今回はサビ猫を飼いたいと答えてくれた方の理由を紹介します。
⑤サビ猫と呼ばれる猫をご存知ですか?
- 知っている……23%
- 知らない……77%
やっぱりサビ猫は認知されていない
ツイッターでのアンケートとは真逆のような結果になりました。
100人中84人が猫のことが好きでも、「猫」と聞いてサビ猫を思い浮かべる人は0%なんです。
さらに約4人に1人しかサビ猫を知らないという結果になりました。
やっぱり雑誌の表紙やテレビのCMなんかでも、サビ猫が出ていることってないですもんね。
なので一般的にはやはりサビ猫って知られていないんだろうなーって思います。
個人的にはサビ猫が大人気の柄とかになって欲しいとは思いませんが、少なくともこれから猫を飼いたいなと思っている方が、ペットショップや譲渡会に行ってサビ猫を見た時に「なに?あの猫は?」ってならないように世間に認知されて欲しいなと思います。
サビ猫をもっと知ってもらうためにできることは?
サビ猫は不人気だとか言われておりますが、当のサビ猫さまはまったく気にしてないようです。#こんな風に私も生きたい #サビ猫 pic.twitter.com/DvCcWiorck
— のりを (@wonori69) 2019年3月8日
この記事ではサビ猫が不人気の理由として、そもそも認知されていないのではないかと考えました。
結果はやはりサビ猫はあまり知られていないと考えられます。
この認知度の低さを少しでも和らげられたら、里親が見つからないサビ猫の現状も少しは良くなると思いませんか?
そこで、どうやったら認知度が上がるか考えてみました。
別に僕が考えたアイデアだからみんなはやらないでね、なんてことは言いません。
「これやったらできるで!」というものがあればぜひやってください!
サビ猫の認知度を上げるには?
- 義務教育に猫学を取り入れる
- マスメディアでのサビ猫の露出を増やす
- 「サビ猫の日」を利用してのキャンペーン(できれば大企業を巻き込んで)
- サビ猫グッズを作って広める
- サビ猫さまのしもべはSNSで今の3倍、サビ猫さまの写真をアップする
このブログを奇跡的に、国の偉い方や大企業の偉い方が見ることを想定して考えてみました。(本気)
本当に手っ取り早いのはテレビで「サビ猫特集」なんてものがあれば一気に認知されるんですけどね。
それはまぁ簡単な話でもないので、すぐに実現はできないと思います。
できることはこうやってブログを書いてみたり、グッズを作ってみたり、SNSで自慢の愛猫写真を載せて楽しむことだと思います。
まとめ
アンケートの結果、サビ猫さまは
- SNSでは割と認知されている(少なくとも僕のまわりでは)
- 「猫」と聞いてサビ猫を思い浮かべる人は100人中0人
- サビ猫を知っているのは約4人に1人
ぼんやりとわかっていたことをアンケートをとることで、明確な数字にして突きつけられたのは正直ショックもありましたが、アンケートに答えてくれた方はみなさん本当に丁寧に猫さまについて書かれていて、やって良かったなーと思いました。
サビ猫を飼いたいと答えてくれた方のコメントとかすごく嬉しかったです。
また不定期にアンケートはとっていこうと思います。
今回はサビ猫さまの現状を知るためだったので、他の猫さまはおざなりになりました。
本当は猫さまの中で、人気、不人気など比べてもあまり意味がないのかもしれません。
柄は本当に猫さまの個性の一部でしかないですから、それだけで飼う、飼わないを決めるものでもないですからね。
柄や品種に関係なく、すべての猫さまが安心して暮らせる社会になるように猫しもべとして行動していきたいですね。
おわり
もっと人気になって欲しいですね。
アンケートもとても良かったです!
うちのサビ猫は右前足が真っ黒です。いろいろな物を壊しまくってくれます。
「静まれ!お前の右腕ッ!」ってやる楽しみがあります。