のりをです。
お腹の弱さには定評があります。
最近は人に会う度にお腹を下してます。
できれば家から出ずに猫さまを愛でて生きていきたいわけですが、実際はお仕事もしないといけないので、人とも会わないといけませんからね。
別に会う人が苦手とかいうわけではないんですけど、緊張しているんでしょうね。
僕の他にもお腹が弱いってことに悩んでいる人って多いのかなと思います。
そこで今回は、お腹が弱いことで得られるメリットを考えたいと思います。
お腹が弱いってことにも良いところがあるんだよって伝えられたらいいなー。
お腹が弱い人は神経質?
胃腸に炎症など起こしていないのに、お腹を下したりする人はストレスが原因といわれているので、神経質な人が多いのではと予想されています。
個人的には単なるイメージでみんなが神経質なわけではないと思っています。
僕の場合は元々はそこまでお腹が弱くなかった(強くもなかったが)のですが、小学生のときに食中毒による胃腸炎で入院しました。
入院は一週間ほどで、全快するのに1カ月ほど要しました。
ただ、それからちょっとしたことで腹痛はないけど下痢になったり、ただの食べ過ぎによる食あたりで1週間ほど学校を休むことになったりと、明らかにお腹が弱くなりました。
社会人になって出版社で仕事をするようになると、校了前などプレッシャーのかかる時期になるとお腹を下すだけでなく、原因不明の胃痛が出てきたり(胃カメラ飲んでも異常なし)、呼吸はうまくできなくなったり、明らかにストレス負荷がかかると体がおかしくなるようになりました。
そのなかでもやっぱりお腹を下すのが一番辛いんですよね。
だってトイレ行けなかったら終わりですからね。。。
お腹が弱いデメリットはめちゃくちゃある
お腹弱いことのメリットを考える上でまずはデメリットを考えたいと思います。
というのも、メリット・デメリットって表裏一体で、デメリットと思ってたものが考え方を変えるとメリットになると思うんですよね。
なのでデメリットを上げていって、そこからメリットになるものを探そうと思います。
デメリット① 屋外イベント怖い
フェスや花火大会なんてめちゃくちゃ怖いです。
トイレまでの道のりが遠いし、人ごみでうまく進めないし、そもそもトイレない可能性もあるし。。。
行く時は相応の覚悟をするし、薬も持って行きます。
そもそも当日にお腹が不安やったら絶対行かないです。
デメリット② 屋内イベントでも怖い
映画の席を取る時は出口から近い端の席を取ります。
途中退席する可能性がありますからね。
映画だけに限らず、拘束されるのが怖いんですよね。
「お腹大丈夫かなぁ」なんて意識してしまうと途端にトイレに行きたくなります。
デメリット③ 外食するのが怖い
一人だったらまだいいんですよ。
お腹の調子が悪かったらサッと食事をすませて出ればいいだけですから。
ただ、人と一緒に食事しているとなると、そうも言ってられないですよね。
特に「今日は俺のおごりだからいっぱい食べろよ」系のたくさん食べさせられる食事会は、ほぼ確定でお腹を壊すし、おごられてるから自分の都合で帰りにくいので絶望です。
デメリット④ 行列に並んでる時の不安
遊園地の人気アトラクションや、行列のできる飲食店に並んでいる時の、不安感はやばいです。(小並感)
列から離れられない状況になってしまうと不安感からお腹痛くなるんですよね。
もうお腹痛くなるのわかってるんで好んで並ぶことはないです。
デメリット⑤ 電車に乗る時の不安
電車って時間が決まってるじゃないですか?
こちらのお腹の都合で動いてはくれないんですよね。
なのでお腹痛くても乗らなきゃいけない時があるんです。
そういった時に限って薬を忘れるのです。
各駅停車ですぐに駅で停車すればいいのですが快速の満員電車とか車両に備えついてるトイレにもいけなくてマジで絶望する時あります。
デメリット⑥ 人の車に乗っている時の不安
人の車に乗ってる時に「ごめん、ちょっとお腹痛いからどこか寄って」って伝えてもなかなか立ち寄れる場所がなかったら。。。って考えると不安でお腹が痛くなります。
なので調子が悪くて乗る場合は、さりげなくお腹痛いことを伝えるようにしてます。
デメリット⑦ 人の家にいる時の不安
人の家で何回もトイレ借りるのって気を使いますよね。
かといって我慢して最悪の事態を引き起こしたら。。。って考えるとお腹が痛くなるのです。
なので、絶対お腹に不安のある時は行きません。
デメリット⑧ 外で冷たいものを食べる不安
むしろ食べられる人が信じられない。
大丈夫なん?お腹冷えるで。
見てるこっちがお腹痛くなってきたわ。
そういってトイレに行くパターンです。
デメリット⑨ お腹が不安な時に集団行動する恐怖
集団行動って気を使うじゃないですか?
僕の場合、気を使いすぎて何も行動できなくなることがあるんですよね。
勝手にトイレに行くにも人を待たすことになるし、ギリギリまで我慢してしまいます。
このギリギリという感覚が厄介で、その日によってギリギリの境界線って違うんですよね。
今のところ集団行動中に、腹痛の向こう側へ行ったことはないのですが、今後もそういったピンチはあるんでしょうね。
やっぱりめちゃくちゃ出てきますね。
ただ、大体の傾向としては、
- トイレの場所が把握しずらく不安になる
- 長い時間拘束される
- 他人に対する遠慮
などを感じる内容ですね。
要は僕の場合は、環境(場所)的な要因や時間的要因、対人的要因で束縛されるとお腹が不安になってしまうみたいです。
お腹が弱いことのメリットとは
前項で僕が思う、お腹が弱いことのデメリットを挙げました。
では、そこからお腹が弱いってことを利用したメリットを考えていきたいと思います。
メリット① トイレのある場所は大体把握している
お腹が弱い人は初めて行く場所でも大体トイレの位置をチェックします。
トイレが生命線だから当然です。
ちょっと大げさに言うと、常に最悪の事態を想定して行動しているんですよ。
これは一緒にいると心強いですよね。
急にトイレに行きたくなったけど、場所がわからない時はお腹が弱い人に聞いてみてください。
メリット② 自分の体と対話して行動を決める
食べるものを考える時、いつでも頭の片隅にお腹の調子はどうかを考えています。
もちろんお腹を下す覚悟で食べたいものを食べる時もありますが、食事の後に自分がしなくてはいけないことや、セーフティーゾーン(トイレ)までの距離、翌日の予定など考えて食事をします。
つまり、お腹が弱いが故に計画性が高いのです。
これは頼りになりますね!
なにかを計画する際はお腹弱い人に相談してみるといいかもしれません。
メリット③ お腹を理由に出かけない選択ができる
どうしても行きたいところがあっても、お腹の弱い人は、当日のお腹の調子によって行かないという選択をすることができます。
お腹の調子が悪いと外出することで背負うリスクが大きいので、自制心が効くのですね。
そういった我慢ができるのも、お腹が弱いという業を背負っているからではないでしょうか。
ということで、お腹が弱いメリットを3つですが挙げました。
あと、お腹が弱いということをまわりの人に擦り込んでおくと、シンプルに行きたくない用事をお腹の調子が悪いという理由でキャンセルできます。
遅刻の理由にもできますので、どうせお腹が弱いならお腹弱いキャラを確立させた方が、生きやすくなる気がします。
まとめ:それでも強く生きていきましょ
お腹の弱い人は、お腹が弱いが故に
- 最悪の事態を想定して行動できる
- 計画を立てて生活ができる
- 忍耐強い一面を持っている
という、メリットが考えられるのではないでしょうか。
正直、いくらメリットがあると言われようと、お腹が弱いの治ったらいいのにって絶対に思いますよね。
わかります。
ぼくも最近は外食する度にお腹を下すので、友人にご飯を誘われても「もしかしたらまたお腹下すかも」と不安になります。
ただ、どこかで開き直ることも大事なのかなと思います。
体質改善などできることはやっていくけど、仕方ない部分もあるから、いつも整腸剤を忘れずに強く生きていきましょ。
ウィークポイントがあるからこそ、人を思いやって生きていけるのですから。
おしまい