毎日おビビの研究に勤しんでいます。のりをです。
おビビと生活する前の僕は猫は好きだけど一緒に生活したこともなく、どこを撫でたら猫は喜び、どこを触られると嫌なのかもわかっていませんでした。
猫をこれから飼おうと思っている方にもそういう人がいるんじゃないかなー(いるのか?)と思ったので今回はわが家のおビビが撫でられて喜ぶところ、嫌なところを紹介します。
猫は撫でられるのが好き?
猫が撫でられるのが好きな理由は、いくつか考えられます。
母猫の毛づくろいを思い出すから
子猫は母猫に毛づくろいしてもらうことで、安心感や幸福感を得ます。大人になっても、人間に撫でられることで、その時の感覚を思い出し、心地よさを感じているのかもしれません。
社会的な絆を深めるため
猫同士は、互いに毛づくろいし合うことで、親密な関係を築きます。人間に撫でられることも、猫にとっては同じように、絆を深めるための行為だと考えられています。
気持ち良いから
猫の皮膚には、触覚受容器が密集しており、特に頭や顔、背中などを撫でられると、心地よさを感じやすいようです。
安心感を得られるから
信頼できる人に優しく撫でられることで、猫は安心感やリラックス効果を得られます。
ご褒美と関連付けるから
撫でられると同時に、おやつをもらったり、褒めてもらったりすることで、猫は撫でられることを「良いこと」と学習し、撫でられることを求めるようになることがあります。
その他
- 撫でられることで、血行が促進され、体が温まることも、猫が心地よさを感じる理由の一つと考えられています。
- 猫は、自分の意思で人に近づき、撫でられることを要求することがあります。これは、猫が人間との触れ合いを求めている証拠です。
注意点
- 猫によって、撫でられるのが好きな場所や触り方は異なります。
- 猫が嫌がる場所を触ったり、無理に撫で続けたりすると、猫はストレスを感じてしまいます。
- 猫の表情や仕草をよく観察し、嫌がっている様子が見られたら、すぐに撫でるのをやめましょう。
我が家の愛猫が撫でると喜ぶのは頭と首まわり
おビビの全身をメチャクチャにした結果は下図のような感じになります。
可愛くて文字に目がいかないかもだけど許してくださいね(にっこり)。
頭は撫でると喜んでくれやすい
やっぱりというか当然というか頭は撫でさせてくれます。
他の猫同様に、おビビも毛繕いをします。
しかし、頭は舌で毛繕いできないですから撫でると喜んでいるように感じます。
頭を撫でる延長で鼻筋や耳の裏など優しく撫でると気持ちよさそうにしてくれます。

首まわりも気持ちいいみたい
首まわりも猫の舌が届かないところ。
撫でると首を伸ばして「もっと!もっとやるニャ!」と催促されることがよくあります。
背中は良くも悪くもなさそう
後頭部の方を撫でているときにそのまま背中まで撫でたりしますが、本っ当にどうでもよさそうな顔(それもかわいい)をします。
ただ触られるのが嫌な時にはこちらに向かって歩いている背中に手を当てると、ちょうど周りを警戒して歩くときみたいに、姿勢を低くして手を避けようとします。
前足はまだ許されるが、後ろ足は許されない
肉球ってポップコーンの匂いがするんですよ。
これはおビビだけじゃなくてきっと他の猫さまもそうだと思います(知らんけど)。
なのでメチャクチャ触りたいって思っちゃいます。
だけどおビビ的には迷惑みたいで基本NGです。
前足に関しては5秒10秒くらいなら許してくれますが、すぐに引っ込めようとします。
後ろ足の場合は触った瞬間に引っ込めます。
それでもしつこく触っていると噛んできます。
おビビは優しいので甘噛みです。下僕的にはご褒美です。

蹴りをくらいたくなければ、お腹触るべからず
触っちゃダメです。蹴られます。蹴られて噛んできます。そのしぐさも可愛いです。
猫さまによっては触らせてくれる子もいるみたいですが、おビビはNGです。
おそらくNGの子の方が多いと思います。
ただ猫さまのお腹は人間を魅了する力を持っています。
きっとおビビもそれがわかってます。その証拠がこちら。

この罠にかかってお腹をモフると噛まれて引っかかれて蹴られるやつですね。
さすがに痛いんで眺めるだけにしてます。
ほかにもしっぽやおしりなんかもあまり触るのは好ましくないみたいで、しつこく触るとガブりとやられます。
しっぽの付け根トントンも好きじゃない
猫さまによって触られるのが好きと嫌いでわかれるのが、しっぽの付け根です。
おビビは嫌いみたいで、トントンすると鳴いて怒りを表現します。
おビビと生活する前からしっぽの付け根をトントンすると、猫さまは喜ぶと思っていたので衝撃でした。
なんでもしっぽの付け根っていろんな神経が通っていてすごく敏感なところみたいですね。
知らずにトントンした時にはおビビから抗議を受けました。

結局のところは猫の機嫌次第ではある
いろいろ書いてきましたが、結局おビビの機嫌次第なんですよ。
頭を撫でても「やめろっ!」って言ってくることもあるし、お腹に顔をうずめてもなんも怒らないことだってあります。

よくこの毛並の子はこんな性格っていうのが言われたりしますが、同じ毛並の子でも全然性格が違います。
本当に機嫌のいい時以外はどこを触っても怒る子もいれば、いつでもどこでも触っても怒らない子もいると思います。
猫との生活でもコミュニケーションをとってお互いを知っていくことが大事だと思います。
今回はおビビのケースを紹介なので、他のニャンコでは当てはまらない部分もあると思います。
一緒に暮らしている猫とたくさんコミュニケーションをとって何が好きで何が嫌いか教えてもらいましょう。
