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クール?甘えん坊?サビ猫ってどんな性格?魅力とひみつを大紹介!

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みなさんは「サビ猫」という猫を知っていますか?

ちょっと変わった名前ですが、とっても魅力的な猫なんですよ。この記事では、サビ猫のふしぎな毛の色や性格、そしてどうして「サビ猫」とよばれるのか、そのひみつを分かりやすくお話しします。

サビ猫ってどんな猫?その魅力と基本情報

まずは、サビ猫がどんな猫なのか、基本的なことを知っておきましょう。

「サビ猫」と呼ばれる由来は?独特な毛色の特徴

サビ猫の「サビ」は、金属が古くなったときに出る「錆(さび)」の色ににていることから名付けられたと言われています。

黒色をベースに、赤色(茶色っぽい色)やオレンジ色が、まるで絵の具をまぜたみたいに、ふくざつに入り混じっているのが特徴です。

この色の混ざり方は一匹一匹ちがっていて、同じ模様のサビ猫は世界に二匹といません。そこがサビ猫の大きな魅力なんです。

英語では「トーティシェル(Tortoiseshell)」と呼ばれる理由

英語では、サビ猫のことを「トーティシェル」とよびます。

これは英語で「Tortoise shell」と書きます。「トータス」は陸(りく)に住むカメ、「シェル」は甲羅(こうら)のことで、つまり「カメの甲羅(べっ甲)」という意味です。

カメの甲羅の、あの茶色や黒っぽい色がまだら模様のように混ざり合った、独特できれいなもようを想像してみてください。

サビ猫の黒色と赤色(茶色やオレンジ)がふくざつに混ざり合った模様は、たしかにそんなカメの甲羅の模様によくにていますよね。

だから、この名前がついたんです。海外でも、そのユニークな見た目が昔から知られていたようです。

よく似ているけど違う!三毛猫との見分け方

サビ猫とよくにている毛色の猫に「三毛猫」がいます。

三毛猫も黒、赤(茶色)、そして白色の三つの色がまざっています。

サビ猫と三毛猫の大きなちがいは、「白色」が入っているかどうかです。

サビ猫は基本的に黒と赤(茶色やオレンジ)の二色とその混ざった色だけでできていて、白い部分がほとんどありません。

白い毛がはっきりと入っていれば三毛猫、白い毛がなければサビ猫、と見分けることができます。(※ただし、胸やお腹に少しだけ白い毛があるサビ猫もいます)

一匹たりとも同じ柄はいない!サビ猫の毛色パターン

サビ猫の毛色の混ざり方には、いくつかのパターンがあります。

基本的なモザイク模様「トーティシェル」

これが一番よく見られるサビ猫のパターンです。

黒と赤(茶色やオレンジ)の色が、モザイクのように、または絵の具をまぜたように、ふくざつに入り組んでいます。

色の分かれ方がはっきりしている子もいれば、全体的に色が混ざり合っている子もいます。

縞模様が混ざる「トービー(パッチドタビー)」

サビ猫の毛色に、さらに「縞模様(しまもよう)」が入っているタイプです。

「トーティシェル」と、縞模様の猫を意味する「タビー」を合わせて「トービー」とよばれます。

体の一部、たとえば足やしっぽ、顔などに、サビ色と縞模様の両方が見られます。

色味が淡い「ダイリュート・トーティ」

サビ猫の黒色が灰色っぽく、赤色がクリーム色っぽく、全体的に色がうすくなったようなタイプを「ダイリュート・トーティ」とよびます。

「ダイリュート」は「うすめられた」という意味です。パステルカラーのような、やわらかい印象のサビ猫です。

サビ猫の性格は気まぐれ?よく言われる性格と傾向

「サビ猫は性格がきつい?」なんてウワサを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、本当はどうなのでしょうか?

「賢い」「独立心旺盛」って本当?サビ猫の性格あるある

サビ猫は、「賢くて、自分で考えて行動するのが好き(独立心旺盛)」とよく言われます。

たしかに、自分の意志をしっかり持っていて、あまり人間にべたべたしない、クールな一面がある子も多いようです。状況をよく見て、かしこくふるまうことができるとも言われています。

実は甘えん坊?ツンデレな一面もサビ猫の魅力

一方で、心をゆるした飼い主さんには、とっても甘えん坊になる子もたくさんいます。

「ツンデレ」ということばがピッタリかもしれません。

ふだんはクールなのに、二人きりになるとスリスリしてきたり、ひざの上に乗ってきたり…。そんなギャップも、サビ猫の大きな魅力です。

注意:性格は環境や個体差が大きい!

ここまでサビ猫の性格についてお話ししましたが、これはあくまで「そういう傾向があるかも?」という話です。

猫の性格は、生まれ育った環境や、一匹一匹の個性によって大きく変わります。

すべてのサビ猫が同じ性格というわけではありません。

あなたの家のサビ猫ちゃんがどんな性格かは、実際に一緒に暮らしてみて、よく観察して知っていくのが一番大切ですね。

知ってた?サビ猫にオスが少ない理由

実は、サビ猫はほとんどがメスだって知っていましたか? オスのサビ猫は、とってもめずらしいんです。

猫の毛色と性別を決める遺伝子の不思議

猫の毛の色は、「遺伝子」という、親から子へと伝わる体の設計図のようなもので決まります。

そして、サビ猫のような複雑な毛色になるためには、特別な遺伝子の組み合わせが必要です。

この組み合わせは、猫の性別を決める遺伝子とも深く関係していて、ふつうはメスにしか現れないようになっているんです。

ちょっと難しい話ですが、毛の色と性別には、ふしぎなつながりがあるんですね。

とても希少!オスのサビ猫が生まれる条件とは

では、オスのサビ猫はぜったいに生まれないのでしょうか?

いいえ、ごくまれに生まれることがあります

それは、遺伝子の組み合わせが、ふつうとは少しちがう特別な場合だけです。

そのため、オスのサビ猫は「とてもめずらしい」「希少な存在」と言われています。もし出会えたら、すごくラッキーかもしれませんね。

幸運を運ぶ?サビ猫にまつわる言い伝えと魅力

そのめずらしさや独特の見た目からか、サビ猫には昔からいろいろな言い伝えがあります。

世界各地で信じられているサビ猫の幸運伝説

日本ではあまり聞きませんが、海外、とくにアイルランドやスコットランドでは、サビ猫は「幸運を運んでくる猫」として大切にされてきました。

また、昔の船乗りたちは、サビ猫を船に乗せると、船を嵐やゆうれいから守ってくれる「守り神」だと信じていたそうです。

なんだか、ふしぎな力を持っていそうですよね。

まるで芸術作品!見るほどに引き込まれる独特の美しさ

サビ猫の一番の魅力は、やはりその独特な毛色です。

黒、赤、茶色、オレンジ…いろいろな色が、まるで画家が絵の具をぬったかのように混ざり合っています。

光の当たり方によって、色の見え方が変わることもあります。

同じ模様は二つとない、まさに「世界に一つだけのアート作品」のような美しさを持っているんです。

一度ハマると抜け出せない?飼い主を虜にするサビ猫の奥深さ

最初は「ちょっと地味かな?」と思う人もいるかもしれませんが、サビ猫と一緒に暮らしていると、その奥深い魅力にどんどん引き込まれていきます。

複雑な毛色のように、性格も一言では言い表せないような、ミステリアスな部分があるのかもしれません。

そんなところが、飼い主さんを夢中にさせる理由なのかもしれませんね。

サビ猫と出会いたい!家族に迎える方法

こんなに魅力的なサビ猫と、家族になってみたい!と思ったら、どうすれば出会えるのでしょうか。

保護猫の中に多い?サビ猫との出会いの場

サビ猫は、ペットショップで出会うことは少ないかもしれません。

そのかわり、飼い主さんがいなくなってしまったり、迷子になったりして保護された「保護猫」の中に、サビ猫がいることがよくあります。

譲渡会や里親募集サイトをチェックしてみよう

保護された猫たちは、新しい家族を探しています。

  • 譲渡会: 保護猫と直接会うことができるイベントです。動物保護センターや、ボランティア団体などが開いています。
  • 里親募集サイト: インターネット上で、新しい飼い主さんを探している保護猫の情報を見ることができます。写真や性格などが紹介されているので、気になる子を探しやすいです。

こういった場所で、あなたとの出会いを待っているサビ猫がいるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ:個性と魅力にあふれるサビ猫の世界

今回は、サビ猫の魅力について、いろいろとお話ししてきました。

ふくざつで美しい毛の色、賢くてちょっぴりツンデレな性格、そして幸運を呼ぶかもしれないという言い伝え。サビ猫は、知れば知るほどおもしろい、個性あふれる猫です。

もし街でサビ猫を見かけたり、これから猫を家族にむかえたいと考えていたりするなら、ぜひサビ猫のことも思い出してみてください。

きっと、あなたの毎日を豊かにしてくれる、すてきな出会いがあるはずですよ。