実は昨晩、完全に僕のミスでおビビが脱走しました。
脱走したであろう窓を開けたまま捜索したのが幸いして、おビビは無事に戻ってきました。
もしも昨晩、両手にちゅーるを持って「ビーちゃーん!」と半泣きで叫んでるおっさんを見た人がいたなら多分ワイです。
マジで戻ってきて良かった。 pic.twitter.com/u8maVFhC1c
— のりを (@wonori69) July 15, 2019
7月の中旬にわが家の猫さまが、まさかの脱走をしてしまいました。
幸いにもすぐに家に戻ってきたので大事には至らなかったのですが、本当に心臓が止まるかと思いました。
今回、脱走した原因は僕が窓の戸締りをしっかりしていなかったからです。
本当に凡ミスです。
もし大事になっていたら悔やんでも悔やみきれなかったと思います。
今回はわが家の愛猫の脱走劇の一部始終と対策・予防法を考えてみたいと思います。
愛猫が脱走したときの状況と対応
結論から言うとわが家の猫さまはベランダに続く窓から脱走しました。
僕が仕事をしたり、このブログを書いている部屋にはベランダがあって、大きな窓が付いています。
7月で暑かったのでその窓を開けて網戸にしていたんですよね。
わが家のサビ猫さまは窓でもドアでも自分で開けない子なので、網戸をしっかり閉めていたら問題なかったのです。
僕は間違いなく網戸を閉めたと思っていたのですが、20〜30センチ開いてたんですよね。
20〜30センチ開いてたら猫さまなら余裕で通れます。
また、カーテンは閉めていたので、網戸が開いていることに気づきませんでした。
気づいたときの状況
脱走に気づいたのは10分後くらいでした。
わが家の猫さまはお喋りな猫さまなので、どこにいるのかすぐにわかるのですが、静かだったので「どこにいるのかなー?」と家の中を探しました。
カーテンの陰にいるのかなとベランダに通じる窓のところを見たら、網戸が開いていたのです。
脱走が頭をよぎったのですが、とにかく家中を叫びながら探し回りましたが、猫さまはいませんでした。
その後、夜道をちゅーるを持って「ビーちゃ〜ん、ビーちゃ〜ん」(わが家の猫さまの名前がビビなのです)と半泣きで探していたのですが、暗かったので家のまわりを見て、一度、家に戻りました。
家に戻ると、出ていったであろうベランダの窓から猫さまがダッシュで入ってきました。
なぜ猫さまはすぐに戻ってきてくれたのか?
ここまで、読んでいただいてわかると思うのですが、愛猫が脱走してすぐに戻ってきたのは運が良かっただけです。
胸が痛む話ですが、SNSでは何かの拍子に逃げてしまった猫さまを、何カ月も探されている方もいることを考えたら、本当に運がよかったとしかいえません。
ただ、運がよかっただけで終わらせるとこの記事を書いている意味もないと思いますので、なぜ、すぐに戻ってきてくれたのかを考えていきたいと思います。
①脱走したのが夜遅い時間だった
脱走した時間がだいたい夜の23時くらいだったので人通りもなく、猫さまが外でパニックになる要素が少なかったと思います。
②まわりに大きな道路がなかった
車がビュンビュン走っている道沿いだったら猫さまは車に驚く可能性もありますが、僕が今、住んでいる場所はまわりは田んぼだらけの田舎なので夜になると車も近くを走っていません。
走っている車を見てパニックになるということはなかったと思います。
③そもそもパニックになって脱走したわけではないから
地震などの影響で脱走した場合は、猫はパニック状態で走り出しているので迷子になりやすいといわれています。
わが家の猫さまの場合、パニック状態で脱走したわけではないので遠くまで行かず、帰り道も覚えていたんだと思います。
④脱走した窓を開けたままにしていた
凡ミスで猫の脱走という非常事態を起こした僕の唯一のグッドプレーが、脱走した窓を開けたまま捜索したことです。
脱走した猫が戻ってくるときは、脱走した場所から戻ってくることが多いと聞いたことがあったので、窓を開けておきました。
本当に脱走した窓から戻ってきたので、防犯上はよろしくないですが、効果があったと思います。
猫が脱走した時にするべき行動
猫が脱走すると多分、室内飼いをされている方は冷静ではいられないと思います。
結局、僕の場合は愛猫の方から戻ってきてくれたのですが、考えていた捜索方法は以下のようなものです。
- 脱走した窓を開けておく
- 怖がらせないように優しい声で呼びかけながら家のまわりを探す
- ベランダにトイレの砂やフードを置いておく
- 警察、保健所などに連絡
- SNSで拡散、チラシ、ポスターなどを近所に配布
- かかりつけの動物病院に相談
- ペット探偵に相談
夜遅い時間だったこともあり、その日できるのは③までと、ポスター、チラシを作るくらいだと考えていましたが、結局②の段階で戻ってきました。
僕の場合は自分でチラシやポスターは作れますが、作れない方は事前に作ってくれる業者さんを探しておいた方がいいです。
ペット探偵も事前に調べておくことを推奨します。
また、この記事内か別記事かはわかりませんが良い方法があれば追記します。
室内飼いの猫が脱走してしまう原因
もともと猫は好奇心いっぱいの動物です。
なので室内飼いの猫でも常に外の様子には興味津々です。
おビビはクラッキングの声もかわいい😇 pic.twitter.com/N3CsIJptfV
— のりを (@wonori69) June 18, 2019
いつも窓から外を見ながら、往来する人たちや鳥の様子をジーッと観察している姿は猫を飼っているとよく見かける光景です。
そんな時に、たまたま網戸が開いていたとか、たまたま猫が爪を引っ掛けたら網戸や窓ガラスがスーッと開いてしまったなんてことが起きてしまったら、猫はあっという間に脱出してしまいます。
何も考えずに部屋から飛び出したのは良いけれど、外の世界に慣れていない猫は急に怯えてしまうこともあります。
そうなると、ほとんどの猫はパニックになって、車の下や植え込みの中などに身を隠すようです。
しかも外は車の往来があると、慣れていない家猫は交通事故にあってしまう確率も高くなります。
大切な愛猫が脱走して、大怪我をするなどの事態を避けるために、普段から猫を脱走させないように防止策を立てておくことはとても大切です。
玄関のドアの開け閉め、窓の開け閉めなどの際には常に足元や後ろを確認しつつ開閉を行う癖をつけるようにしたいですね。
猫の脱走防止策を考える
猫は人間が思っているよりも、素早いです。
自分ではドアや窓の開け閉めを素早く行なっているつもりでも、猫はしっかりその隙をついて脱出を狙っていることも多いです。
特に新しく家族に迎え入れたばかりの猫の場合は、元のところへの帰巣本能があるので、ちょっとした隙を狙って脱走を企てることもあるので注意が必要です。
猫が脱走する経路として考えられるのが、
- 玄関
- ベランダ(窓)
の2カ所が多いと思います。
まず、脱出防止の基本としては、玄関から外に出るときに同じ空間に猫を入れないようにすると、猫は玄関から脱走できなくなります。
間取りがワンルームなどの仕切りがない部屋の場合は難しいし、玄関まで猫の生活空間になっている場合は玄関に行けなくなるとストレスになる可能性もありますが、玄関からの脱走癖のある猫の場合は、落ち着くまで近づけないようにするのが賢明です。
玄関から脱走することがない子でも、ベランダに通じる窓から外を見るのが大好きな猫は多いと思います。
洗濯物を干しているときなど、ベランダ付近で陣取る猫には注意が必要です。
面倒だと思いますが、自分が外に出ていても網戸は必ず閉めておきましょう。
マンションの高層に住んでいる場合は、ベランダの手すりに飛び乗って落下することも考えられます。
また、お隣のベランダと続いている場合は、脱走したあとお隣の部屋に入り込んでしまうこともあります。
ベランダに脱走した猫を不用意に捕まえようして、猫が驚いて足を滑らせて落下ということにもなりかねません。
ですから、あらかじめベランダにネットを設置して手すりにジャンプできないようにしておくなどの防止策が有効になります。
猫を脱走させないために対策を
なぜか30分くらい身を隠しててちゅーるも食べなかったです😢
怒られると思ってた可能性が🤔 pic.twitter.com/27UKVx6S9q— のりを (@wonori69) July 16, 2019
家猫は外に対する好奇心や、室内環境へのストレスから、脱走することがあるといわれますが、そうじゃない場合も多くあります。
猫は繊細な生き物ですから地震でパニックになることもあるし、室内で飼い主が転んだりすると驚いて駆け出すこともあります。
猫が脱走してしまうと見つけるのは容易ではありません。
「うちの子は外に出ようとしないから大丈夫」と考えることなく、猫が何かの拍子にパニックになっても駆け出して外に出ないように対策をしてください。
愛猫が脱走してしまうと、猫はもちろんですが飼い主も辛い思いをします。
僕自身もしっかり対策をして、愛猫が思いがけず脱走してしまって不幸な目に遭わないように気をつけます。
おしまい